幻想水滸伝1 台詞集 第三章

秘密工場

ロニー・ベル
「こんなところを うろつきやがって、
 あやしいやつだ。こととしだいに
 よっちゃぁ ただじゃ すまないよ!」
ルドン

「あわわわ、あっしはなんて不幸
 なんでしょう。

 山を追い出されたと思ったら、
 こんなところで 大女につかまって・・」

ロニー・ベル
「なんだって、
 だれが 大女だって?」
ルドン
「いや、それは・・・・」
ケスラー
「おれもヤキがまわったぜ。
 こんな大女に やられちまうとはな・・」
ロニー・ベル
「そんな へらず口ばかりきいて
 どうなるか わかってるんでしょうね。」
ルドン
「ちょ、ちょっとまってください。
 あっしは 一回しか大女って
 言ってないですよ。」
ケスラー、ルドンを見やる。
ケスラー
「それを言うなら、おれも
 大女って言ったのは一回だ。」
ルドン、ケスラーと向き合う。
ルドン
「あ、でもケスラーの親分は、
 これで大女って言ったのは2回目ですよ。」
ロニー・ベル、一歩前へ。
ルドンとケスラー、ロニー・ベルの方へ向き直る。
ロニー・ベル
「あんたらぁぁぁぁぁぁ・・・・
 人のことを 大女、大女ってぇ・・・
 ゆるさないよ!!」
ティエル
「あっ、ルドンとケスラーじゃないか」 ←
ルドンとケスラー、ティエルを見やる。
ケスラー
「あんたは・・・・・」
「おい、大女」 ←
ロニー・ベルたち、飛び上がって反応。
ロニー・ベル
「きーーーーっ!!
 今度は 誰だい!!」
ルドン
「あ、あんた、たしか
 オデッサさまといっしょにいた。」
タイ・ホー
「なんだよ ティエル、
 知り合いか?」
ティエル
「ああ」 ←
ルドン
「ええ、ええ そうですよ。
 オデッサさまと こちらのぼっちゃんを
 あっしの宿におとめしたことが・・・」
「こんな奴は知らない」 ←
ルドン

「そ、そんなぁ・・・
 オデッサさまといっしょに、
 あっしの宿に お泊りになったはず・・

 ほら、あの時の
 “ぬすっと茶”の・・・
 あ、でも そのことは
 あんまり思い出さないほうが・・・」

ロニー・ベル

「あんたらさっきから オデッサ、
 オデッサってもしかして、
 オデッサ・シルバーバーグさまのことかい、

 あんたら、何者だい?
 えっ 解放軍のリーダー?
 こりゃ大変だ、モースのおやじに
 知らせなきゃ。

 あんたら、秘密工場に用があって
 きたんだろ。ついてきな。
 案内するよ。」

ロニー・ベル、秘密工場へ入って行く。
ルドン

「ティエルさま、
 あわれな あっしをたすけてくだせぇ。

 帝国のやつらに、ちょっとお茶を
 ふるまっただけなのに、
 あっしの宿屋をメチャクチャにしやがって。

 ティエルさま、あっしも
 解放軍にいれてくだせぇ。」

ルドン
が仲間になった!
ルドン
「じゃあ、あっしは
 先に山をおりてますから。」
ケスラー

「まったく面目が たたねぇや。
 帝国軍が山賊がりを
 はじめやがって、

 おれたちも、山を追われたってわけさ。
 聞けば、解放軍がはたあげをしたって
 いうじゃねえか。
 こうなりゃ、おれもと思って来たんだが、

 こんなところで、解放軍のリーダーに
 会えるとはラッキーだぜ。」

ケスラー
が仲間になった!
ケスラー
「じゃあ、あっしは先に
 山を おりてます。
 ティエルさまも、気をつけて。」
一同、秘密工場内へ。
ロニー・ベル
「おそいよ。なにチンタラやってるんだよ。
 山道はなれないかい?
 モースのおやじなら、おくにいるぜ。」
ロニー・ベル2
「あんた、
 わたしのことジロジロ見て。
 もしかして、ホレちまったのかい?」
モース

「おお、あんたが解放軍の新リーダーかい。
 本部のアジトが襲われたと聞いて、
 心配しとったんだ。

 それでオデッサは 今どうしてるんだ?」

ティエル
「オデッサはもう・・・」
モース

「そうですか・・・・・
 良い娘だったのに・・・

 じゃあ、あの火炎槍の設計図は
 形見になってしまいましたね。」

タイ・ホー
「火炎槍!
 火炎槍はあるってのかい?」
モース

「もちろんですとも。
 もちろん そろってますぞ。

 こいつは わしのつくった中でも
 けっさくにはいるぞ。
 しかし、船はどうする。
 船がなければ 運べんぞ」

タイ・ホー

「船かぁ・・
 それなら おれに心あたりがある。

 キーロフの町に、むかしからのなじみの
 クン・トーという男がいる。
 やつなら、なんとかできるかもしれん。」

モース
「じゃあ、わしは
 準備がととのいしだい、後を追って
 キーロフの町に向かいます。」
[ 火炎槍を手に入れた
モース2
「わしも、ここをかたづけて
 すぐに後を追います。」
カゲ

「それがしはカゲと申すもの。
 それがしにとっては、帝国軍も解放軍も
 ありませぬ。

 それがしの価値をみとめ、
 代金をはらってくれるかたの仕事を
 こなすだけです。」

ティエル
「仲間にする」
カゲ

「それがしを 仲間に?
 それがしは 高いですぞ。

 この戦いが終わるまでのけいやくで
 20000ポッチになります。
 それでも仲間に?」

ティエル
「20000ポッチ払う」 ←
カゲ
「わかりました。それがしの価値を
 みとめてくださるのなら、
 それがしの忠義は あなたのものです。」
カゲ
が仲間になった!
「払わない」 ←
カゲ

「それがしの価値をみとめて
 いただけぬのであれば
 しかたありません。」

一同、キーロフへ。