幻想水滸伝1 台詞集 第三章

キーロフ

クン・トー
「なんじゃあ おまえらは?」
タイ・ホー、クン・トーの元へ進み出る。
タイ・ホー
「よお、ずいぶんと
 他人ぎょうぎじゃねえか
 クン・トーよぉ」
クン・トー、タイ・ホーへと向き直る。
クン・トー
「おめぇは タイ・ホー、なつかしいなぁ。
 カクの町へうつったって聞いたが、
 おれのとこに 戻って来たのか?」
タイ・ホー
「いや、今日はたのみがあってきた。
 クン・トー、あんた今でも
 船をつかったしょうばいをやってんだろ。」
クン・トー
「ああ、仕事だからな。
 仕事しなきゃ めしも食えねえ。」
タイ・ホー
「あんたの所の船を10そう
 かしてほしい。」
クン・トー、タイ・ホーに背を向け考える素振りで数歩歩む。
クン・トー

「船をねぇ・・・
 おめえのことだ
 ヤバイことに使うんだろ。

 最近は、帝国軍のかんしがきびしくてな
 あんまり あぶねぇことは
 できねぇんだ・・・」

タイ・ホー
「なんだよ。ことわるってのか!」
クン・トー、タイ・ホーへと向き直る。
クン・トー
「だが、おめえには かりがあったな。
 船は用意する。
 すきなように使いな。」
タイ・ホー
「ありがてぇ。
 おんにきるぜ。」
クン・トー
が仲間になった!
暗転。
ロニー・ベル、次々と火炎槍を船へ運び込んでいく。
モース
「ようし、これで全部だな。」
ロニー・ベル、モースを見やる。
ロニー・ベル
「おやじは人使いがあらいよ。
 女のあたいにまで、
 こんな おもいのをもたせやがって」
モース
「はっはっはっはっは、
 たしかに、おまえさんの きゃしゃな
 体には ちょっときつすぎたか」
ロニー・ベル
「まったくだよ。」
クン・トー、屋敷から出て来る。
クン・トー
「タイ・ホー、こいつらは・・・」
タイ・ホー、クン・トーへと向き直る。
タイ・ホー
「ああ、解放軍さ。」
クン・トー
「へぇ、おめえがねぇ。」
タイ・ホー
「なぁに、しゃれだよ。」
タイ・ホー、ティエルへと向き直る。
タイ・ホー
「ようし、そろそろいいな。
 ティエル、そろそろ出発しようぜ。」
モース
「ティエルさま、
 私もまいりましょう。」
モース
が仲間になった!
ロニー・ベル、ティエルへと向き直る
ロニー・ベル
「しょうがないねー、
 私もついていってやるよ。」
ロニー・ベル
が仲間になった!
一同、船へ乗り込み本拠地へ。