幻想水滸伝1 台詞集 第三章

北の関所

兵士、慌てて駆けて来る。
兵士
「グリフィスさまーーー
 大変です。
 解放軍のやつらがーーー!」
グリフィス
「あーーーーん?
 ああ、聞いてる、聞いてる。
 きょうはくんれんにでているはずだろ。」
兵士
「そ、それが、
 とつぜん攻め込んで来たんです。」
グリフィス

「そうそう、 知ってる 知って・・
 ・・・・・・・・・・!

 おいおい、じゃあスパイの情報は
 うそだったって言うのか?
 こいつは こまったなぁ。
 それで、解放軍は どこまで来てるんだ?」

兵士
「もう、目の前です!」
グリフィス
「ううむ これは本気でこまったぞ。
 じゃあ、おれが時間かせぎをしてみるから
 カシムさまに知らせを出してくれ。」
兵士、去って行く。
暗転。
──北の関所攻略
グリフィス
「解放軍ってのは
 血もなみだもないねぇ。
 朝めしを食うひまさえなしかい?」
マッシュ
「これは、失礼。
 しかし、いまごろ朝食とは
 かんしんしませんがね。」
グリフィス
「うるさいよ。おれは朝に弱いんだ。
 しかし、こいつはちがいがありすぎるな。
 勝ち目がないから、こうさんするぜ。」
サンチェス
「たたかいをさけられるのであれば・・・」
グリフィス
「まあ、そうは言ってもなっとくしない
 兵もいるだろうから、
 ちょっと時間をくれないか。」
マッシュ
「これは時間かせぎの策です。
 ここはいっきに攻めます。
 全軍に合図を!」
グリフィス
「ちっ、ばれたか。おい、みんな
 てきとうにがんばれ、
 命をむだにするなよ。」
マッシュ
「命令をどうぞ」
ティエル
「突撃」
「弓矢」
「魔法」
「その他」 ←
──忍者
カゲ
「せっしゃに
 おまかせを。」
カゲ
「敵の次の策は
 突撃攻撃
 です。」
ティエル
「突撃」
「弓矢」
「魔法」
「その他」 ←
──竜洞騎士団
ヨシュア
「わが竜の力!
 見るが良い!!」
ティエル
「突撃」
「弓矢」
「魔法」
「その他」 ←
──忍者
カスミ
「わたくしに
 おまかせください。」
カスミ
「敵の次の策は
 魔法攻撃
 です。」
ティエル
「突撃」
「弓矢」 ←
「魔法」
「その他」
──森の守り手
キルキス
「エルフの弓さばきを
 見せるんだ!」
マッシュ
「おめでとうございます
 我が軍の勝利です。」
グリフィス
「ちっ、帝国軍に入って老後もあんたい
 だと思ってたのに、
 ツイてないぜ。」
暗転。
──北の関所
グリフィス
「ちっ、まけちまったか。
 わかった、わかった、こうさんするよ。
 命は大切にしなくちゃなぁ」
ティエル
「仲間にする」 ←
グリフィス

「仲間に?
 帝国をうらぎるのか・・・・

 一つ、約束してくれ。
 兵たちの命をたすけてくれるって」

マッシュ
「わかりました。
 兵たちの命は
 ほしょうしましょう。」
グリフィス
「それならOKだ。
 帝国軍だろうが、解放軍だろうが
 メシが食えるなら、いっしょのことだ。」
兵士
「グ、グリフィスさま・・・・
 われわれは、グリフィスさまに
 ついていきます。」
グリフィス
「うれしいこといってくれるじゃないか。
 ありがとよ みんな。」
「首をきる」 ←
グリフィス
「まあ、しかたねぇな。まけたんだから。
 ただ、兵たちの命はたすけてやってくれ。
 たのむ。」
兵士
「グ、グリフィスさまぁ・・・・」
マッシュ
「ティエルどの。
 わたしに考えがあります。この男の命、
 わたしにあずからせてください。」
グリフィス
「おいおい いいのかい?
 おれは、役にたたないぜ・・」