幻想水滸伝1 台詞集 第二章

ドワーフの村

──ドワーフの山道
クロミミ、ドワーフの村方向から歩いて来る。
クロミミ
「どわーふ とっても けちんぼ。
 びょうきの なおしかた かくしてる。
 でも クロミミは あきらめない。」
グレミオ
「あのコボルトはたしか・・・」
クロミミ
「おまえらは!
 ゆるさないぞ ウーーーー。
 でも いまはクロミミいそがしい。」
クロミミ、足早に去って行く。
──ドワーフの村
──鍛冶屋
ミース

「ふーーーん。マースのやつがねぇ・・
 よっしゃ、マースがみとめたんなら
 だいじょうぶだろ。

 おれの力をかすぜ。
 おまえらの武器
 まとめてめんどうみてやらぁ。

ティエル
「仲間にする」 ←
ミース
「ようし、 じゃあおれは
 ドワーフの長に いとまをつげてくる。
 そのあと、トラン城へむかうぜ。」
ミース
が仲間になった!
「断る」 ←
ミース
「ばかだねぇ。
 おれが 仲間にいなきゃ他のかじ屋も
 ついてきてくれないぜ。」
──長老の家
長老
「ほっほ。こりゃ めずらしい客だわい。
 人間とエルフが仲良く このドワーフ鉱山に
 なんの ようかな。」
キルキス
「ドワーフの長老。
 あなたに お願いがあってきました。」
長老、そっぽを向く。
長老
「ほこりたかいエルフが
 ドワーフに お願いときたか。」
バレリア
「ドワーフの長老。
 “焦魔鏡”という名前、
 知っていますね。」
長老、飛び上がって反応。
長老
「ほっほ、そりゃ知ってる。
 わしらの 宝の一つじゃからな。」
バレリア
「その“焦魔鏡”の設計図を
 クワンダ・ロスマンが手にいれ、
 森を焼き払おうとしているのです。」
長老、飛び上がって反応。
長老
「ほっほっほっほっほ、こりゃ ゆかい。
 エルフどもなど やきころされれば
 いいのじゃ。」
キルキス
「な、なんてことを・・・」
長老
「それにな、ウスノロの人間に
 わしらから設計図を盗めるとも思えん。」
バレリア
「しかし、たしかに“カゲ”という
 名の男が、設計図を
 盗みだしてきたのです。」
長老
「ほっほ、そんなに言うなら
 ためしてみるかい?わしらの金庫から
 設計図をぬすみだせるか どうか。」
ティエル
「ああ ためしてみよう」 ←
長老

「ほっほっほっほ、おもしろい。
 なら、金庫から 流水棍を
 盗みだしてみるがいい。

 それができたら おまえらの話を
 信じてやろう。
 わしらの金庫はこの町を出て北に行った
 ところにある。

 大きすぎて、町にはつくれんかったのじゃ。
 ほっほっほっほっほっほ。」

「やめておく」 ←
長老
「ほっほっほっほ、
 それが けんめいじゃ。
 金庫はやぶれっこない。」
長老2
「ほっほっほっほ、
 どうした? ちょうせんするのか?」
ティエル
「ああ ためしてみよう」
「やめておく」 ←
長老
「ほっほっほっほ、
 それが けんめいじゃ。
 金庫はやぶれっこない。」
 ──以下ループ──
長老2
「ほっほっ
 どうじゃ あきらめるのか?」
──ドワーフの金庫
見張り
「長老から話は聞いてるさ。
 まあ、エルフごときが
 やぶれる金庫じゃないさ。」
見張り2
「まあがんばりなよ。」
──最奥
[ 流水棍を手に入れた
──ドワーフの村
──長老の家
長老

「うぬぬぬぬぬぬ、わしらの金庫が
 やぶれるとは・・
 しかたない おまえらの話 信じよう。

 たしかに“焦魔鏡”は
 おそろしい兵器じゃ。
 しかし、わしらの宝の一つ“風火砲”を
 使えば 一瞬でこなごなになる。

 さっそく つくらせることにしよう。」

バレリア
「礼をいいます。ドワーフの長老どの。」
キルキス

「ティエルさま 村にもどって
 報告しましょう。

 エルフの長も、こんどこそ
 ぼくらの話を
 信じてくれるはずです。」

長老
「がんばれよ。
 おわかいの。」
一同、エルフの村へ。