幻想水滸伝1 台詞集 第二章

コボルトの村

クロミミ、逃げるように一同の元へ。
クロミミ
「クロミミは こんなところで
 つかまるわけには いかない
 みんなを たすける」
兵士、前後から一同を囲い込む。
兵士

「なんだぁーーー おまえらは?
 ん? おまえは 裏切り者のバレリア。
 こんなところで 会えるとはな。

 おまえには けんしょう金が
 かかってるんだ。
 おとなしく つかまるこった。」

グレミオ
「ぼっちゃん。 すっかりかこまれました。
 これは ちょっとピンチですね。」
キルキス
「なにを言ってるんですか
 大ピンチですよ。」
バレリア
「おい、おまえ。
 わたしが おとなしくつかまれば、
 のこりの者には 手をださないか。」
兵士
「はっはっはっは。とりひきか。
 いいだろう。
 神にちかって 手はださない。」
グレミオ、バレリアへと向き直る。
グレミオ
「バ、バレリアさん。
 つかまれば、反逆者は死罪ですよ。」
バレリア
「ああ、知ってる。」
グレミオ
「知ってるなら・・・」
バレリア

「焦魔鏡は止めなきゃいけない。
 そのためには、わたしたちが
 ここで、全滅するわけにはいかない。

 解放軍が、いまリーダーを失うわけには
 いかないだろ。
 リーダーとは そういうものだ。
 だから・・・」

ティエル
「やめろバレリア」 ←
バレリア
「ねぇ ティエル。
 あんたは まだまだだね。
 大きな目的を 見失ってはいけないねぇ。」
「すまないバレリア」 ←
バレリア
「いいってことよ。
 まあ できたら 首を切られる前に
 助けだしてくれるかい。」
バレリア
がパーティーから外れた!
バレリア、兵士らの元へ。
兵士

「ようし いいこだ。おとなしくしてな。

 おい、おまえら。
 のこりの うすぎたないエルフ、コボルト、
 反逆者の仲間は みな殺しにしろ。」

バレリア、飛び上がって怒る。
バレリア
「なんだと!
 さっき 神にちかってと・・」
兵士
「神? 神さまなんている時代かよ。」
バレリア、兵士2に捕らわれ連れて行かれる。
兵士ら、一同へと襲い掛かる。
グレミオ
「うわーーーっ、
 おそいかかってきましたよ。」
クロミミ
「クロミミ たたかう。
 しぬわけには いかない。」
クロミミ
がパーティーに加わった!
戦闘開始。
グレミオ
「だめです。このままでは・・・」
キルキス
「ここまでか・・・」
クロミミ
「おまえら だらしない。
 クロミミは あきらめない。」
兵士
「いつまで そんなことを
 言ってられるかな。
 それ かかれ!!」
そこへ、マッシュの声が。
マッシュ
「ティエルどの。
 いま お助けします。」
兵士2、伝令に駆け寄って来る。
兵士
「な、なにごとだ」
兵士2
「はい、解放軍となのる
 ものたちが あらわれて・・」
兵士、飛び上がって驚く。
兵士
「なに、
 ひけ、逃げろーーーー!」
兵士ら、逃げ去って行く。
マッシュ、ハンフリーと兵士を引き連れ一同の元へ。
グレミオ
「マッシュさん。
 どうして、来られたのですか?
 ここへは あの森を抜けないと」
マッシュ
「焦魔鏡のことを しらせてくれた者が
 いたのです。」
シルビナ、駆け寄ってきてキルキスに抱きつき揺する。
シルビナ
「キルキスーーー!
 キルキス、キルキス、キルキス、キルキス、
 さびしかったよーーー。」
キルキス
「シ、シルビナ・・・なぜ君は・・」
スタリオン、キルキスの元へ駆け寄って来る。
スタリオン
「はっはっは。
 それは おれのおかげさ。」
シルビナ
「すごかったのよ。
 すごい光がピカーーッて光ったと
 おもったら、スタリオンがすごい勢いで、」
スタリオン
「おれの 一世一代の逃げっぷり、
 みせてやりたかったなぁ。」
キルキス、シルビナを抱きしめる。
キルキス
「シルビナ、シルビナーー!」
スタリオン
「おいおい、おれの逃げ足の
 話を聞きたくないのかい?」
グレミオ、キルキスへ指輪を渡す。
グレミオ
「はい 指輪です。
 やっぱり 希望は
 すてるべきではないですね。」
キルキス
「グレミオさん・・・」
シルビナ、不思議そうにキルキスを見やる。
シルビナ
「えっ なになに?
 指輪? ねぇ なんなのキルキス」
キルキス
「えっ こ、これは
 すべてが終わったら・・・・」
ティエル、マッシュへと向き直る。
マッシュ

「ティエルどのが 城を出られた後、
 ハンフリーどの、サンチェスどのが

 旧解放軍の生き残りを率いて、
 やってきてくれたのです。
 今なら、クワンダ・ロスマンの軍とも、
 たたかえるはずです。

 ティエルどの。
 どうぞ 進軍の合図を お願いします。」

ティエル
「ようし、全軍出発。」 ←
「まだ、その時では・・・」 ←
マッシュ
「ティエルどの。
 戦争には 時というものがあります。
 そして 今が攻める時です。」
一同、パンヌ・ヤクタ城へ。