幻想水滸伝1 台詞集 第二章

カク2

──民家
フリック
「ティエル、ビクトール。
 そろそろ 来るころだと思ったよ。」
ビクトール
「すまない フリック。
 おれが ふがいないばかりに
 オデッサを・・・・」
フリック、ビクトールの前へ。
フリック

「おまえのせいじゃ ないんだろ。

 むかしよくオデッサに言われたよ。
 あなたは もっとリーダーとしての自覚を
 持つべきだ、とな。

 今になって その言葉がよみがえる。
 彼女は、自分の死を感じていたのかも
 しれないな。しかし、おれは彼女の
 期待にこたえてやれなかった。」

ビクトール
「フリック・・・」
フリック、ティエルの前へ。
フリック

「さっきも いかりにかられて
 ここにきた目的を見失ってしまった。

 こんな おれじゃぁ彼女が見放すのも
 しかたないのかもな。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 ティエル、おれは まだおまえを
 リーダーと認めることはできない。
 だが、今はそんなことを言っている
 場合じゃない。

 だから・・・・・・
 おれから お願いする。
 いっしょに戦ってくれ。」

ティエル
「いやだ」 ←
フリック、飛び上がって反応。
フリック

「な、なんだと!

 ・・・・・・・・・・・・・・

 もう一度言う。
 お願いだ。いっしょに戦ってくれ。」

ティエル
「いやだ」 ←
「もちろん」
フリック

「今は いがみあってる場合じゃ
 ないんだ。このままじゃ残して来た仲間が
 みな殺しになる。

 たのむ。いっしょに戦ってくれ。」

ティエル
「いやだ」 ←
「もちろん」
ビクトール
「いいかげんにしろよティエル。
 ふざけている場合かよ。
 いっしょに 戦おうぜ」
ティエル
「いやだ」 ←
「もちろん」
フリック、飛び上がって反応。
フリック

「な、なんだと!

 ・・・・・・・・・・・・・・

 もう一度言う。
 お願いだ。いっしょに戦ってくれ。」

 ──以下ループ──
「もちろん」 ←
フリック

「そうか。ありがたい。
 これで 残して来た仲間もすくわれる。

 じゃあ おれはさっそく
 軍勢をまとめて
 あの湖の城へ 行ってるぜ。」

ビクトール
「ティエル、
 おれたちも 城にもどろうぜ。」
一同、本拠地へ。