幻想水滸伝1 台詞集 第二章

リュウカンの庵

リュウカン
「おや、ここまで逃げても
 むだということかい。」
グレミオ
「どういう意味ですか」
リュウカン
「どうせ わしに薬をつくれと
 いうのじゃろ。
 わしは もうつかれたのだよ。」
グレミオ
「おねがいします。ミルイヒの城の
 毒の花を 解毒する薬をつくって
 ください。」
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「そんな ものをつくられては
 こまりますね。」
ビクトール
「だれだ!」
ミルイヒ、竜に乗って颯爽と登場。
ミルイヒ・オッペンハイマー

「おはつに お目にかかります。
 わたくしは 五大将軍の中でも
 その人ありと言われた、

 花将軍ミルイヒ・オッペンハイマー
 であります。」

グレミオ
「なにを言う。五大将軍にその人ありと
 言われているのはテオさまだ!」
ミルイヒ・オッペンハイマー

「おや、これはテオのところの下男。
 それに、こっちは
 ティエル・マクドール。

 ティエル、皇帝陛下に逆らうとは、
 お父さまが ないていますよ。」

ビクトール
「やい、こら。クジャクおとこ!
 なにしにきやがった。」
ミルイヒ・オッペンハイマー

「おお、そうでした。
 わたしのかわいいアントワネットの毒を
 役立たずにされては こまるのでね。

 リュウカンどのは、わが鉄壁の
 ソニエールかんごくに、ごしょうたい
 いたします。」

リュウカン
「な、なにをかってなことを言う・・」
ミルイヒ・オッペンハイマー

「そんなに えんりょなさらずに。
 さあ今日はこれで失礼します。

 ティエル、わたしはクワンダほど
 あまくはないですよ。
 では、みなさん ごきげんよう。」

ミルイヒ、リュウカンを攫って飛び去って行く。
ティエル、追うように一歩踏み出すも届かない。
フリック
「なんてこった。
 目の前で、こんなことをされるとは
 これこそ くつじょくだ!」
ビクトール
「ソニエールかんごくか・・
 こりゃ なんぎな所へ
 つれさられたもんだぜ。」
グレミオ

「ここは マッシュさまの
 おちえを かりたほうが
 いいみたいですね。

 トランに一度 もどりましょう」

一同、本拠地へ。