幻想水滸伝1 台詞集 第二章

本拠地5

──四階 広間
マッシュ、キンバリー、テスラの三人が控えている。
マッシュ

「ティエルどの。
 お戻りになられましたか。

 こちらのほうの てはずは
 すでにととのっております。
 キンバリーとテスラに、うでを
 ふるってもらいましたから。」

キンバリー、一歩進み出る。
キンバリー
「あたしの仕事は かんぺきだよ。」
テスラ、慌てて後ずさる。
テスラ
「わ、わたしのほうも
 たぶん だいじょうぶじゃないかと・・」
グレミオ
「うでをふるって・・なにを?」
マッシュ

「ティエルどの。ここに、彼らに
 つくってもらった
 ニセの命令書があります。

 ミルイヒのサインも、帝国の正式の印も、
 すっかり まねてあります。
 これがあれば、ソニエールかんごくに
 どうどうと 入ることができます。

 これでリュウカンどのを
 おねがいします。」

[ ニセの命令書を手に入れた
ティエル、それぞれに話し掛ける。
マッシュ
「リュウカンどのの身がしんぱいです。
 おいそぎください。」
キンバリー
「わたしのつくった印だからね。
 みやぶれっこないよ。」
テスラ
「え、え、
 バレてもわたしのこと
 うらまないで下さいよ。」
一同、ソニエール監獄へ。

寄り道

──船着場
ゲン
「こりゃ親分、
 なんかようですかい?」
──地階
カマンドール
「すいませんなぁ、
 けんきゅうでいそがしいのですよ。」
──三階
テスラ
「あ、あのーーー・・わたくし
 そろそろ、おうちに帰りたいんですが・・
 その、おうちのおそうじを・・・」