幻想水滸伝2 台詞集 第一章

リューベの村(仲間集め)

──宿屋 横
男性が行き倒れている。
リキマル
「う・・・うぅ・・・・・・・・・・・・」
リオウ
「だいじょうぶ?」 ←
「おっさん、どうした?」
リキマル
「は・・・・・はらが・・・・・・・・・」
リオウ
「いたいんですか?」 ←
「???????」
リキマルの腹が鳴る。
リキマル
「はらが・・・・へって・・・動けねぇ・・・
 た・・・たのむ・・・何か・・・食わせて・・・」
リオウ
「え・・・・・・いいよ・・・・・」 ←
リキマル
「ありがてぇ・・・・・
 恩に・・・きるぜ・・・・・」
「やだ」 ←
リキマルの腹が鳴る。
リキマル
「うぅ・・・・・・・・・・・・・・・」
「ほうっておこう・・・・」 ←
リキマル
「・・・・・・・・・・・・・・・」
──宿屋
リオウ、ガツガツと食べまくるリキマルを横で見ている。
リキマル、食べ終え手を合わせ礼をしたあと、リオウへと向き直る。
リキマル

「ありがてぇ・・・いえ、ありがとうございます。
 あっしは、リキマルって名の
 またたび者なんですがねぇ、
 まぬけな話で、途中で金をスッちまって

 まったく・・・・・、このご恩は忘れません。」

店主、一歩前へ。
店主
「あの・・・・じゃあ、お代はこの方が?
 全部で3000ポッチになりますが・・・・・」
リオウ
「うん・・・払うよ」 ←
店主
「よし、お代はたしかにいただきました。」
リキマル
「ふーーーーたすかった・・・・・」
「なんで?」 ←
リキマル
「へ・・・・・・・・・・????」
暗転。
リキマル、宿内で働いている。
店主
「ほらほら!!!!
 3000ポッチ分は、はたらいてもらうぞ!!!」
リキマル
「へ、へぇ・・・・・・・・・・」
リキマル2
「まいりやしたよ・・・・
 人づかいがあらくて・・・」
リオウ、店主に話し掛ける。
店主

「ん?なんだい?
 この男に用かい?悪いがこいつには
 3000ポッチのかしがあるんだ。

 あんたがそいつをかたがわりするってなら
 話は別だがね。」

リオウ
「払うよ」 ←
店主
「よし、お代はたしかにいただきました。」
リキマル
「ふーーーーたすかった・・・・・」
「すきにして」 ←
店主
「ほら!!はたらけ!!はたらけ!!!」
リキマル
「へ、へい!!!」
暗転。
──宿屋 前
リキマル

「へぇ、そうなんスか。
 リオウどのは、
 傭兵隊のところで・・・

 わかりやした!
 このリキマルも
 お手伝いさせてもらいますぜ!!!」

リキマル
が仲間になった!
リキマル
「ところで、傭兵隊って・・・・
 メシは食えますよね・・・・・・・・・・」
──広場
ミリー
「もう・・・・こまったなぁ・・・・・
 あれ?おにいさん、わたしに用?」
リオウ
「用はないよ」 ←
ミリー
「ふーーーーん、じゃバイバイ!!」
「どうしたの?」 ←
ミリー
「あのね、わたしのボナパルトがいなくなったの。
 村の中はくまなくさがしたから、多分山のほうへ
 行っちゃったと思うんだけど・・・・
 ね、いっしょにさがしてくれる?」
リオウ
「いいよ」 ←
ミリー、飛び上がって喜ぶ。
ミリー
「本当に!!!やったぁ!!!!!
 じゃあ、行きましょう!行きましょう!!!
 待っててよボナパルトーーー」
「やめとく」 ←
ミリー
「えーーーー、ケチーーー」
ミリー2
「やっぱり、いっしょにさがしてくれるの?」
リオウ
「いいよ」 ←
「やめとく」
──以下、前述の選択肢に同じ──
暗転。
──森
ミリー
「どこぉ???ボナパルトーーーー」
──森 入り口に引き返した場合
ミリー
「うーーーーん、ボナパルトいないねーーーー」
ミリー、パーティから外れる。
──森 左側の道
小鳥が巣ごと落ちている。
リオウ
「小鳥をもどす」 ←
「ほっとく」
暗転。
シロ
「アォォーーーーン」
キニスン
「きみ?
 ここの小鳥をもどしてくれたのは?」
リオウ
「そうです」 ←
キニスン
「そうですか。
 やっぱり、シロが言った通りですね。」
シロ
「アォォン」
キニスン

「ぼくは、キニスン。
 こっちは、シロ。
 ぼくらは、この森に住むかりゅうどなんだけどね、

 最近、王国軍の人たちが森を荒らすことが
 多くてね。
 こまっているんだ。
 きみは、どうしてここに?」

リオウ
「仲間になってくれる人をさがして・・・・」 ←
キニスン

「そうですか、仲間さがしですか・・・・
 王国軍・・・・このままじゃ、
 森もあらされる一方ですしね。

 どうする、シロ?」

キニスン、シロへと向き直る。
シロ
「アォォォォォォォォォォンンン!!!!」
キニスン

「そうだね、ぼくらでも
 力になれるなら・・・・・・・・・

 きみ、えっと・・・・・・
 ごめんなさい・・・名前は・・・・・」

キニスン
「リオウくんですね。
 ぼくらでよかったら、仲間になるよ。
 シロもいっしょにね。」
シロ
「アォォォォォォォォォォンンン!!!!」
キニスン
が仲間になった!
シロ
が仲間になった!
キニスン
「じゃあ、いっしょに行こうかい?」
リオウ
「はい」 ←
「いえ、みんなの所へ・・・・」 ←
キニスン
「そうかい、じゃあ
 そこで、待ってるよ。
 行こう、シロ。」
シロ
「アォォォォーーーーーン!!!」
キニスン、シロを連れて去って行く。
「言えません・・・・・」 ←
キニスン

「そうですか・・・
 なにかワケありなんですね。
 ありがとう、鳥たちをたすけてくれて。

 シロ、行くよ。」

シロ
「アォォォーーーン」
キニスン、シロを連れて去って行く。
「ちがいます」 ←
キニスン、シロへと向き直る。
キニスン
「そうか・・・
 人ちがいだよ、シロ。」
リオウ、シロへ話し掛ける。
シロ
「アォォーン」
キニスン
「ふふ、
 シロのことが
 気にいったんですか?」
シロ
「アォォーーーン」
リオウ、キニスンへ話し掛ける。
キニスン
「どうしたの?」
リオウ
「じつは、ぼくが」 ←
キニスン
「そうですか。
 やっぱり、シロが言った通りですね。」
──以下、前述の選択肢「そうです」に同じ──
「なんでも、ありません」 ←
キニスン
「そうですか・・・・・」
──森 右側の道
ミリー、何かに気付いたように飛び上がる。
ミリー
「あ!!」
道の先、ボナパルトが居る。
ボナパルト、一声鳴いて奥へと逃げ去って行く。
ミリー
「こらーーーボナパルトぉ!!!
 まちなさいよーーー!!!
 はやく、いそいで!いそいで!!」
ミリー、リオウへと向き直り、飛び上がって急かす。
一同が奥へと進んで行くと、突き当たりにボナパルトが居た。
ミリー
「ほら、もう逃げられないぞ。
 つかまえちゃうぞぉ!」
ミリー、ボナパルトへと近付く。
ボナパルト、威嚇するように鋭く鳴く。
ミリー、飛び上がって後ずさり驚く。
ミリー
「あ!!
 なにするのよぉ!!!」
戦闘開始。
ミリー
「もーーー、どうしたの?
 おびえてたの?
 だめでしょ、迷子になっちゃ。」
ミリー
「よし、よし、
 良い子、良い子、もうこわくないからね。」
ミリー、リオウへと向き直る。
ミリー
「ほら、ボナパルトも、もどってきたよ。
 かわいいでしょ?」
リオウ
「そうかな・・・・・・」 ←
ミリー
「えーーーーーーー、
 このかわいさが、わからないのぉ?」
ミリー、ボナパルトへと向き直り、飛び上がって抗議。
「そうだね・・・・・・」 ←
ミリー
「でしょ?でしょ?
 ほら、ボナパルト良かったね・・・・」
ミリー、ボナパルトへと向き直り、飛び上がって喜ぶ。
ミリー
「ボナパルトさがすの手伝ってくれて
 ありがとう。
 お礼に、いっしょに遊んであげるよ。」
ミリー
が仲間になった!

トトの村(仲間集め)

──道具屋 横
ハンナ
「子供の多い村だ・・・・・
 こういうのも、悪くはないか・・・・・・」
──宿屋
ザムザ
「なんだ、おまえらは?
 このわたしに何か用か?」
ナナミ
「用がなくちゃ、はなしかけたらダメ?」
ザムザ
「面白いことを言う小娘だな。
 しかし、わたしの時間を
 ムダについやすようなマネは
 やめてもらいたいな。」
ナナミ、飛び上がって怒る。
ナナミ
「ムダ?
 わたしたちとお話するのがムダ?」
ザムザ
「まったくのムダ・・・というわけではないが、
 実りのあることとは思えんよ。」
ナナミ、飛び上がって怒る。
ナナミ
「なによーーーー、スカしちゃって!!!
 行こうリオウ。
 こんな人、仲間にしなくてもいいわよね。」
ナナミ、リオウへと向き直る。
ザムザ
「なに・・・・・・どういうことだ?」
ナナミ、飛び上がって反応。
ナナミ
「あんたなんか、
 必要ないってこと!!!!」
ザムザ
「何を言うか小娘。
 このわたしを、ジャマ者あつかいするつもりか?」
ナナミ
「なによぉ、話しかけられて
 めいわくだったんじゃないの?」
ザムザ
「力、技、姿、すべてにおいてかんぺきな
 このわたしを“必要ない”とは、
 なっとくできませんね。」
ザムザ、一歩前へ。
ナナミ、後ずさる。
ナナミ
「な、なによ
 やる気?」
ザムザ

「このわたしが、いかに役立つ男か
 おしえてやると言っているのだよ。

 きみ、ちょっとどきたまえ。」

ザムザ
「ふん、どんな相手だろうが
 わたしの力と魔法の技の前には
 たちうちできないことを証明してあげましょう。」
ナナミ
「な、なんなの・・・・・この人」
ザムザ
「ほら、いくぞ小娘。
 きさまもいずれ、
 わたしにかんしゃすることになる。
 “仲間になっていただいてうれしい”とな。」
ザムザ
「ゆ、ゆるしてよーーーーーーーーー」
ザムザ
が仲間になった!